私は、誰かの・・・
こんばんは〜。
ブログの更新がどうも不定期になってダメですね。前々から懸案だった、
ブログのテーマ
みたいなものをそろそろ真剣に考えないと・・・。テーマがあるとサクッと書けて更新頻度も増すと思うんですが。なかなかいいテーマが思いつかないんだなーこれが!考えれば考える程、「あーでもないこーでもない」ってマジしゃらくせー!
思いついたテーマを片っ端から試していって、しっくり来たものを採用していく事にしよう。そうしよう。ブログは更新頻度が結構重要だからなー。自分のログな訳だから、多い方がいい。後から見返した時に情報が詰まっている方がいいもんね。という事で最初のテーマはこれだ!!
街で見かけたイケてるキャッチコピー
ありがちだけど、これ何とかいけそうじゃない??という事で早速始めます。最近自分が見かけてハッとしたのがこちら。
「私は、誰かの、第一印象」
皆様ご存知、若者向けのブランドが多数出店している、ファッションビル「マルイ」のキャッチコピーです。毎年この時期になると、春を一気に盛り上げるような巨大ポスターとキャッチコピーで楽しませてくれます。数年前はこんなキャッチコピーでした。
「恋するために、生まれて着たの」
なるほどな〜。春らしさ大爆発です。春は恋の季節だからですかね。春物衣料のキャンペーンの一環だと思うのですが、特定の商品や着こなしを提案しているでもなく、「春なんだからお洒落してみれば?」みたいな事を嫌味なく、しかもズドンと心に訴求している所がスゴイと私は思いました。こういう所が、キャッチコピーだったり、広告写真の魅力なんじゃないかなー。
今回の、「私は、誰かの第一印象」というのも同じで、全く押し付けがましさがない。「買えよ〜」みたいな営業スマイルの裏側にある数字みたいなものを全く感じさせずに、「そうかもな〜」と思わせる凄み。いつか自分もこんなキャッチコピーが書けるようになりたいものです。
少し話しは飛びますが、最近読んだ本にこんな一説がありました。正確ではないですが、要約です。
「ファッションは、自分を飾る行為ではなく、相手の中の自分を飾る行為である」
- 作者: 鷲田清一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 文庫
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自分は他者の中に存在して初めて存在するみたいな、深い話になっていきそうですが、この一説は「私は、誰かの、第一印象」というキャッチコピーに通ずるものだと思います。という事は、このキャッチコピーは少なからず、ファッションの本質を突いているという事になるのではないでしょうか。
人の心に響くもの。
さらーっと本質を突いた言葉を言う。誰でも言えそうだけど、なかなかいえない事。そんな表現の中に人の心を動かす力が宿っているのだと感じる今日この頃でした。
こんな感じでしばらくは続けていこう。そうしよう。