町田のティッシュ配りがアグレッシブな件

街中でティッシュを配る人たち。
今日も沢山の「ティッシュ配り」の人たちに遭遇しました。


ところで、「ティッシュ配り」の人たちを指す正式名称ってあるんですかね?


コピーライティングの練習もかねて数分間考えてみました。
ネーミングはなるべく短く、分かりやすく・・・
ティッシュプレゼンター
●ティッシャー
ティッシュマン
ティッシュプレイヤー
ティッシュマイスター


何故か横文字が多くなる・・・気分を変えて、
●ちり紙ーず
●ちり紙大使
●配ラー
●選手(業界用語っぽく)


視点が乏しい&センスないっすね。
●鬼配り
●救世主on花粉症シーズン
●神(紙とかけまして・・・やはり花粉症シーズン)


まだまだ修行が足りません、ってかだんだん駄洒落とか言おうとしてしまう悪いクセが・・・。あ、あと配るスタイルにも色々ありますよねー。オリジナリティーがあるというか・・・。もらいやすい人とそうでない人がいるという事はやっぱりテクニックとか色々ありそうですね。そもそも、よく考えてみると、全く知らない人に対して、ティッシュをあげてるわけですよね?それってなんだか面白いというか、不思議ですよね。もちろん、配り方によっては迷惑と感じる人がいるというのも事実ですし、資源の無駄だという意見もあると思います。けれど、ココではその部分はいったん置いておいて、「ティッシュを配る事」について少し注目してみたいと思います。

以下にオーソドックススタイルをいくつか。
●とにかくもらってくれるまでついて行く。
●会社名や自社のサービス、キャンペーン名を言いながら配る。
●おはようございますなど、挨拶をしながら配る。


街で遭遇したオリジナルスタイルをいくつか。
●無言で配る。
●笑顔のみ、無言で配る。
●「取っておいてください・・・未来永劫」など、一言添えて配る。
●軽快なステップ、ひたすらテンション高く配る。


まだまだありそうですが、そろそろ本題に入りたいと思います。
それはある日・・・私が自転車で地元の町田駅へ向かっていたところ、駅から自転車で15分程度の郊外で、一人ティッシュ配りをしている女性を見かけました。


こんな郊外でティッシュ配りって珍しいなー、普通駅前とか繁華街とかだろ・・・


とか思って信号待ちの間見ていると、案の定郊外なので人通りはとても少なく、彼女は暇そうにしていました。
やっぱりな・・・、それにしてもどうしてこんな郊外でティッシュ配りなんか、いったい雇い主は何を考えているんだ!と理不尽さを感じ始めた次の瞬間・・・・見てしまいました。一人のおじいさんが自転車で颯爽と彼女の前を通り過ぎようとしたその瞬間、彼女はそのおじいさんに対して!!


「○uでーす!」


そうです、自転車に乗った通行人にまで配ろうとしていました。信号待ちとかなら全然ありえるかと思いますが、こんな郊外の人通りも少ないところで、しかも自転車で走行中の人に対しての「ティッシュ配り!!」。感動しました。彼女のアグレッシブさ理不尽な環境にもめげずに1つでも多くのティッシュを配ろうとするハートの強さ、そして何より自転車走行中の人に配るという新しさ。自転車に乗っている人は両手がふさがっている事などお構いなしのその姿勢は、最近遭遇したティッシュ配りの人たちの中でも特に印象に残っています。


不可能な事なんて無いんだ・・・


彼女は常識にとらわれようとしていた私に大切な事を教えてくれたのでした。あなたの街の「ティッシュ配りの人たち」はどんな人たちですか??