めでたすぎる一日

2008年3月22日午後12時00分・・・
武蔵大学正門前


色とりどりの袴やスーツに身を包んだ学生達が辺りを埋め尽くす中、私は武蔵大学の正門にいた。完全に部外者である私は、正門の裏側の隅っこの方でそんな彼らを眩しく見つめていた。


午後12時10分・・・
武蔵大学正門前


続々とヤツらが集まってきた。おそらく入社式でも着るであろうスーツと靴。みんなの働いている姿がうっすらと目に浮かんだ。紅一点、紫色の袴のチョイスは正解だと思った。写真撮影、いくつものデジカメが宙を舞う。今日撮った写真は何年か後、またみんなで「ああだこうだ」言いながら見返したいと思う。


午後12時30分・・・
武蔵大学正門前


武蔵大学は第二の母校だと思う」今日初めて来たのにノリ言ってみた。でも・・・不思議と違和感が無かった。


午後13時00分・・・
武蔵大学正門前


大学を後にした。思ったよりも別れは惜しくなかった。別に哲学的な意味とかは無くて、いつもこんな感じだったから。季節労働者みたいに夏になったら茨城へ。干からびそうになるまで共に汗を流し、3月まで関東全域をまわった。それを4年間。今考えると不思議な時間だったけど、もう二度と無いかけがえの無い時間でもあると思う。また、こんな風にして集まれる気がしているので別れとは思ってないです。


午後18時00分・・・
お台場


結婚25周年で「銀婚式」50周年で「金婚式」。夢の同時開催。岡山から祖父母が上京してきて、久々に一族が集まった。孫は自分を含めて4人。15歳、18歳、21歳、23歳の4人。「孫の成長がうれしい」そういってくれたおじいちゃん。「ちょっと前まで赤ん坊だった子らが」と痛い所を突くおばあちゃん。

赤ん坊の頃の記憶は自分の中にはない。そのかわり、祖父母や両親の中にあるんだと今日分かった。もしも自分図鑑を作るとしたら、祖父母や両親の協力無しには完成しないな。幼児期の章だけじゃなくて、1章も完成できないと思う。友だちの協力も要請しないと・・・。


午後21時00分・・・
お台場


レインボーブリッジをバックにみんなでパチリ。10年前と同じメンバー。10年後にはもっと大勢できっと必ず。


午後22時00分・・・
池袋


池袋は妙に落ち着くなー、IWGP的な感覚に一人ニヤリ。
5階に上がると、見慣れた3人の顔が。1人は時差ボケと花粉症、1人はパーマをかけていて、1人は就職が決定していて。おめでとう。めでたい事はいくら起こってもお腹いっぱいになりません。めでたさの掛け算や〜。
みんなでああだこうだ話して、こういう時間ワタシトテモスキ。


午前1時00分・・・
町田


なんてめでたい1日だったんだ・・・
おやすみなさい。